肖像権啓蒙キャンペーン

肖像権啓蒙キャンペーンについて

肖像権啓蒙キャンペーン

アーティストやタレントはその著名性から、肖像や氏名を無断でインターネットサイトや雑誌等に使用されるケースがありますが、当協会では、そうしたアーティスト、タレントの肖像権を保護するとともに、肖像権が著名人に限らず全ての人にとって大切なものであるという考えのもと、その重要性について理解・認識を深めていただけるよう様々な活動を行ってまいりました。その一環として行っているのが「STOP!肖像権侵害」をスローガンとした肖像権啓蒙キャンペーンです。このキャンペーンでは広告ポスターの制作やイベント、セミナー等の開催を通じて、「肖像権は誰もが侵害されたり、侵害してしまう可能性があるもの」、「わたしたちすべてに関わる身近で大切な問題である」ということを広く訴えかけております。

インターネットの危険性

昨今、インターネット環境の発達とともに、パソコンや携帯電話、スマートフォン等の端末機器を通じて、誰もが簡単に情報を収集し、また発信できるようになり、その利便性は今後ますます高くなるものと考えられています。その反面、正しい知識を持っていないためにトラブルが起きてしまうケースも少なくありません。そのひとつが、つい軽い気持ちで他人の肖像をインターネット上にアップロードするような、肖像権の侵害です。ご承知のとおりインターネットには様々な危険が混在しています。インターネット上に情報を公開(アップロード)するということは、瞬時に世界中からその情報にアクセスできる状態にすることであり、トラブルが起きてからでは事態を収拾することは不可能である場合が多いという認識を持っていない人も未だいるようです。万が一、自身の肖像や個人情報がインターネット上に公開された時、その精神的苦痛は甚大であることは容易に想像できます。最近ではさらに、トラブルを起こしたインターネットユーザーに対して他のユーザーからの執拗な糾弾もみられるなど、情報をアップロードした側もまた、大変なリスクを抱えていることをますます認識しておく必要があります。

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ますます重要となる肖像権

このような時代だからこそ、早い時期から肖像権を知っていただき、そしてその結果、将来的に侵害事案やトラブルを縮小できるのではないかという期待から、今年度の肖像権啓蒙キャンペーンでは、インターネットやその端末に初めて触れる人の割合が高い小学生を対象としキャンペーンを行うこととしました。肖像権は「プライバシー権」と「パブリシティ権」というふたつの側面を持ちますが(詳細はこちら)、まずは「勝手に写真を撮らない、公開しない」というプライバシー権の基本概念をしっかりと理解して頂くことが大切です。これは「他人が嫌がることをしない」という道徳的観点からも大切な事柄ではないかと考えております。このように正しい知識をあらかじめ備えてさえいれば、インターネット時代においてトラブルに巻き込まれる可能性を減らすこともできるものと思います。知らず知らずのうちに他人の権利を侵害し、また自分自身も侵害を受けないためにも、こうした肖像権の知識を契機として、正しく情報を整理し、活用することのできる力を養ってほしいと願っております。 これからますます発展するインターネット社会。それゆえ肖像権の重要性も増しています。将来の社会の担い手である子どもたちが正しい肖像権の知識を習得するとともに、正しい情報リテラシーを醸成する一助となれば幸いです。

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