ヴァーチャルアイドルを使った肖像権パブリシティ権啓蒙キャンペーン
2020.06.30
当会が長年に亘り実施しております肖像権・パブリシティ権啓蒙活動では、今年度よりヴァーチャルアイドルグループ「Portraits(ポートレイツ)」を制作、彼らをメインキャラクターに据えたキャンペーンを展開してまいります。
Portraitsは、ネット空間の中で活動するヴァーチャルアイドルであり、自らも肖像権侵害に遭ったことがきっかけとなりネット上での啓蒙活動を開始したという設定で、彼らの視点を通して肖像権・パブリシティ権侵害への警鐘を鳴らしていきます。
現代は、スマートフォンの普及によって誰でも簡単に撮影が可能になり、その写真や動画を簡単にネットに公開することができる時代ですが、一方で知らず知らずのうちに他人の肖像権やパブリシティ権を侵害してしまう事例も数多く見られます。
本キャンペーンでは、若年層から肖像権・パブリシティ権の大切さを知ること、また若年層に対してそれらを訴えていくことが重要であるとの観点から、スマートフォン所持率が上がる中学生に向けてメッセージを発信すべく、彼らのデビューを宣言した教材ポスター(フォトニュース)を全国の中学校(約10,000校)に7月1日より配布、それと連動してミュージックビデオをYouTubeに公開、同時に楽曲拡散を目的とした参加型企画も実施します。
彼らの活動および楽曲の拡散を通じて、ネット上での肖像権・パブリシティ権の大切さや侵害抑制を図っていきます。
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イラスト:りゅうせー
ミュージックビデオ「アフタースクールフィーバー」
ネットミュージック界における気鋭のクリエーター陣が集結し制作。
楽曲は学生の日常の視点の中から、肖像権やパブリシティ権の侵害に加担してしまうことへの暗示と、これら権利の大切さへの気付きの両方を与えるものとなっています。
MVとして、初音ミクをボーカロイドに起用した「アフタースクールフィーバー feat.初音ミク」を当会YouTubeチャンネルで配信開始。
MV『アフタースクールフィーバー feat.初音ミク』(YouTube)
作詞・動画制作:りゅうせー/作曲:じん/編曲:大久保薫
参加型連動企画
楽曲拡散のための連動企画として、参加型のキャンペーンも実施。
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